【事前案内】
今年最初の「日本人の心見て歩き」は、久しぶりに京都を訪ねることにして、4年ぶりに開催される西陣「千両ケ辻ひな祭り」に合わせて“京都の町歩き”をしたいと思います。西陣の中でも、江戸時代中期頃(西陣の黄金期)より多くの生糸問屋・織物問屋が軒を並べ、日々千両に値する生糸や織物を商ったことから「千両ヶ辻」と呼ばれている地域がありますがこの地域の旧家、商家が自慢のひな人形や雛飾りを3月2-3日に展示公開します。これらを見学するとともに近くの晴明神社、白峯神社、西陣織会館等をめぐりたいと思います。皆様の参加をお待ちしています。
【当日行程】
当日は晴天に恵まれたものの、まだ冷たい風が吹き京都の底冷えを感じる天候でしたが、今出川駅に総勢12名が集まり、まず初めに上京区役所の雛飾りを見学後、配流されてその地で歿した淳仁天皇(733-765)及び崇徳天皇(1119-1164)を祀る白峯神社(ここの地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神であり、今ではサッカーはじめ各種球技の関係者がお参りしている)、平安時代の陰陽師安部晴明を祀る晴明神社、また西陣織の紹介施設「西陣会館」を見学。その後西陣”千両ヶ辻のひな祭り(3/2~3/3の2日間)”でひな人形等を飾っている宿屋、寺院と京町屋を見学。昔から飾られ引き継がれて来ている京都民家の古い雛飾りも含め鑑賞。また、京町屋の座敷にあげて頂き、京独特の壺庭や古い調度品等も見学、しばし京風情に浸りました。
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